近年、全国のあちこちの学校で「いじめによる自殺」「学級崩壊」「小一プロブレム」といった誠に憂慮すべき現象が起こっております。 また、中・高校生の電車の中での食事、化粧、路上での地べた座り、社会人になっても挨拶がきちんと出来ない等、マナーの乱れが多く指摘されております。 また、食材偽装表示問題等にみられるように企業のモラルも問われております。
 我が国は、世界でも有数の経済的成長を成し遂げ、個人の生活も物質的に格段に豊かになりました。 一方、心の面では、失ったものも多いのではないでしょうか。 自己中心、我欲といった精神がはびこっていることは否定できません。 日本及び日本人が劣化してきたのではないかと憂慮します。
 時あたかも東京オリンピック・パラリンピックに向けて、レガシー(遺産)をいかに次世代に継承するかが検討されております。 2020東京オリンピック・パラリンピックを僥倖として捉え、日本人が本来持っている「おもてなし」「もったいない」「思いやり」「分かち合い」の日本の心を再生しようではありませんか。 そのために、公益社団法人マナーキッズⓇプロジェクト(レガシー共創協議会のプロジェクト『「おもてなしの心を世界へ」ヘルス&マナーコミュニティⓇ活動』をリーダーとして推進)及びこころの東京革命協会の2団体連携の「おもてなしの心を世界へ」国民運動協議会(ゆるやかなネットワーク)を構築し、国民運動として展開します。